日本藻類学会の東日本大震災への対応


学会員各位

 このたびの大地震および津波災害においては多くの方が犠牲となられました。日本藻類学会として深い哀悼の意を表します。また、日本藻類学会会員を含む多くの方が被災されご不便な生活を強いられておられます。心よりお見舞い申し上げます。

 日本藻類学会として、被災された会員の皆さまに対してどのような支援ができるのかについて、3月26日開催の評議員会、27日開催の総会で議論いたしました。その結果、まずは被災された方のニーズを的確に把握し、そのニーズに対して個々に対応していく体制を学会として整える必要があることが合意されました。

日本藻類学会では次のような対応を取る事といたしました。

(1) ニーズの把握
  • 被災された方にとって必要な支援の内容を日本藻類学会事務局で集約します。
  • ご自分がどのような支援が必要かをメール(sourui.aid@gmail.com)、ファックス(011-706-4851)等で学会事務局までご連絡ください。
  • どのような小さな支援依頼でも構いません。遠慮無くお知らせください。

(2) ニーズへの対応
  • 寄せられたニーズに対して、どのような分野の方に支援をお願いするのが適当かについて、事務局と支援が必要な分野に関わりのある評議員等が中心となって検討し、すみやかに対応に当たります。
  • 支援の内容によっては、さらに多くの会員の支援が必要となります。そのような場合には、事務局・評議員等が窓口となって支援のお願いをいたします。ご協力をお願いいたします。

(3) 支援のお知らせ ・被災された方は、このホームページが見られない可能性もあります。日本藻類学会会員の皆さまにおかれましては、お知り合いの被災された会員にこのような支援の枠組みがあることを是非ともお知らせください。

支援には短期的なものと長期的なものが考えられます。日本藻類学会ではそのいずれにも対応していきたいと考えております。

【考えられる支援の内容】
  • 研究室の一時的なスペース貸し出し
  • 被災した学生の一時預かりと(必要ならば)指導
  • 培養株等の一時預かり
  • 消失した文献等の補填(学会誌の場合には日本藻類学会のバックナンバーで対応できる可能性があります)など


  • 2011年3月31日  日本藻類学会  会長 堀口健雄




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