藻類学ワークショップ・アンケートのお願い (2013年4月8日配信-7月31日回答期限)


 藻類学ワークショップは、2007年の神戸大会以来、日本藻類学会会員による会員のための企画と位置づけて、会員の皆様、大会関係者、学会執行部の方々からの意見を頂きながら、独立採算制で、学会員有志により企画運営されてきました。 今後は組織化も視野に入れて、企画・運営に関わる方を増やしながら、いろいろな内容のワークショップや関連企画を計画的に実現していければと考えており ます。
 会員の皆様へのお願いですが、この機会に、ワークショップについてのご意見、 ご要望をお寄せ頂けないでしょうか(既に頂いているご意見等を参考のためにア ンケート後半部分に添付します)。今後の藻類学ワークショップの企画・運営に 活かしていきたいと思います。ご記入できる箇所だけで構いませんので、よろしくお願いします。またワークショップの企画や運営に関わっても構わないという 方は、連絡先とともにその旨お知らせ下さい。どうぞよろしくお願いします。
  1. 今回の山梨大会で企画されたワークショップ「藻類イラスト講座」への感想、ご意見等がありましたらお願いします。
  2. このようなワークショップ開催の是非について、ご意見がありましたらお願いします。
  3. 今後、ワークショップで取り上げて欲しい講演、トピック、技術講習会などをご提案ください(複数可、採集会は6の項を参照)。またご提案頂いた内容の 講師として推薦できる方についても可能な限りご提案ください。 (例:アオコ、赤潮、磯焼け、環境問題、バイオテクノロジー、絶滅危惧種、地球温暖化、種の記載、パソコンやインターネットを実際に使った分子系統解析、 光合成色素の分析(TLC、HPLC)、DGGE法、免疫蛍光抗体法、FISH法、分子生態 学的手法、群集多様性解析、標本作製、培養株確立、凍結保存、電子顕微鏡試料作製、タイムラプス撮影、凍結置換法、分類同定講習などできるだけ具体的 に。)
  4. リタイアされた先生や現役の先生、あるいは他分野の先生に、講義して頂く企画が挙がっています。講義を聞いてみたい先生、具体的な講義内容があればご提案ください。
  5. 日本藻類学会から社会へ、あるいは他の学会に藻類学に関する情報を発信するための企画として何かアイディアがありましたら是非お願いします。
  6. 山梨大会で企画されたもう一つのワークショップ「シャジクモの採取・観察 同定会」は参加人数が少ないため大会期間中の開催を取り止めさせていただきま した。一部の方からは、採集会は大会とは別の時期に設定してはどうかという意見も頂いています。採集会や分類同定会で関心のあるテーマや場所がありましたらご提案下さい。またこうした採集会の時期や期間、大会に併せて行う方が良いのかどうか等についてご意見ありましたらお願いします。
  7. 藻類学ワークショップに関して、何でも結構ですので、ご意見、ご提案など がありましたらご記入ください。
  8. 匿名で構いませんが、よろしければ所属、お名前、メールアドレスをご記入 ください(ご提案頂いたワークショップを具体化する際に、相談させて頂きたいと思います。それ以外の用途では使いません)。
  9. 回答期限:2013年7月31日までを目処にアンケートへのご回答等、ご意見をお寄せください。
  • 名前:
  • 所属:
  • メールアドレス:
  • ワークショップの企画運営に関わっても構わないかどうかについて:

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<ご記入後にメールで kawach9i@nies.go.jp まで送信ください。PDF化した ファイルの送信やメールでテキストのみの返信、打ち出し原稿の郵送でも構いま せん。>
世話人代表:河地正伸(kawach9i@nies.go.jp, Tel: 029-850-2345)
〒305-8506 つくば市小野川16-2 国立環境研究所
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<参考資料>これまで頂いたご意見など(個人名は省いてあります)

1.このようなワークショップ開催の是非についてご意見がありましたらお願いします。
  • アトラクティブなワークショップの開催は学会(大会)の目玉になりえます。「あの学会の大会ではいつも有益なワークショップをやっている」、ということになれば参加者も会員も増えると思います。
  • 一般の人が参加できるワークショップにして欲しい。専門家だけが理解できるワークショップは意味がない。
  • できれば毎年開催して欲しい。
  • 大学に所属して、知識や技術の研鑽が常にできる人ばかりではないので、このようなワークショップは助かる。
  • ワークショップを世話してくださる方々の負担は想像に難くありませんが、学会の裾野を広げ、人材を育てるためにも、今後もぜひ続けていただきたい。長く続けるためには、コアとなる世話人の後継者育成も必要。
  • ぜひ続けて欲しい。ただ、ワークショップIは学会員による藻類のワークショップ、ワークショップIIは外部講師によるワークショップなどにしたらどうか?
2.今後、ワークショップで取り上げて欲しい講演、技術講習会などを可能な限りご提案ください。
  • 乱暴な意見ですが、講演会(シンポジウム)はあちこちの大会・学会で行われているので、技術講習会に特化してはいかがでしょうか。技術だけではなく、種の記載のルール、培養株の取り扱いルールなど、皆が知っておくべき内容の講習会でも良いと思います。また、初心者の学生でも入り込みやすい基礎的な内容であったほうが良いと思います。
  • 種の記載、群集多様性解析、電子顕微鏡試料作製、サンプルの保存方法
  • 種の記載、パソコンやインターネットを実際に使った分子系統解析
  • 培養株確立
  • 分類同定講習、野外採集同定会
  • 種の記載、培養株確立、電子顕微鏡試料作製、タイムラプス撮影、凍結置換法
  • タンパク質解析(単離・同定、構造・機能の推定)、?バイオインフォマティックス(ゲノム情報の活用術)
  • 形態分類、群落遷移、物質循環、ノリ、貯蔵物質解析など、研究を初めて間もないこともあって、基礎生態をもう少し学んでみたい。
  • 免疫蛍光抗体法、FISH法、分類同定講習、プレゼンテーション講習、きれいなポスターの作り方
  • 今後,ワークショップで取り上げて欲しいのは、小・中・高校現場での理科クラブ的な環境の中での藻類研究への取り組み事例の紹介です。若手人財源の掘り起こし、動機付け、興味を持ちかけている子供たちへの応援など、学会としても取り組むべき重要な課題ではないかと思います。先生方の苦労話などもいいですね。
3.リタイアされた先生や現役の名物(?)先生、あるいは他分野の先生に、講義して頂く企画があります。よろしかったら候補の先生、具体的な講義内容、あるいは関心のある分野等についてご提案ください。
  • 面白い本を書かれた方ですね。分野を問わず、頭の中で様々な経験や知識が濃厚に入り混じって、こくまろに仕上がった美味しいスープになっている先生の話はやはり楽しいです。
  • 兵庫県立大学の新免先生に、「藻類を用いた生理学の魅力と可能性」についてお聞きしたいです。
  • 真核生物の核ゲノム配列のデータ解析手法について、是非講義・実習していただきたい(と言っても、日本で真核のゲノムをきちんと解析できる人は数少ないと伺っていますが、ぜひ!!!)。
  • ときには藻類学とは無関係な分野でも,その大学の所属されている(地域に関わる)名物講師の方の講演を聴けると嬉しいです。
4.日本藻類学会から社会へ、あるいは他の研究分野(学会等)へ、藻類学に関する情報を発信するための企画として何かアイディアがありましたら是非ご意見をお寄せください。
  • ワークショップで作成したテキストを公開(販売?)してはいかがでしょう か。
  • ホームページの充実化。今のホームページをもっとみやすくし、学会員からの研究トピックを発信した方が良い。
5.その他,何でも結構ですので,ご意見,ご提案などがありましたらご記入ください.
  • 植物学会は、藻類研究者が秋に発表できる数少ない学会かと思いますが、ここのところ、めっきり藻類学会員の参加が減ってしまったような気がします。関連集会でこのようなワークショップを催し、藻類学会員の参加を促すと共に、藻類学会のアピールをするのも大事かと思います。

以上



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