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日本藻類学会第45回大会のご案内-オンライン東京・2021 -



 日本藻類学会第45回大会は,新型コロナウィルス感染拡大防止のため,WEB会議システムによるオンライン大会として開催いたします。大会準備は東京海洋大学を事務局として進めておりますが,感染者数や対策の動向を見極めるためにご案内が遅れましたことをここにお詫び申し上げます。現在もプログラムや実施方法に創意工夫を図るとともに開催に向けて全力で取り組んでおりますので,ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。本ウィルス感染症が早急に終息することを願いつつ,皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 なお,シンポジウム「藻類研究:多様なアプローチ,見えてきたこと,これから求められること」とワークショップ「Rを用いた藻類データの解析セミナー」は,第44回鹿児島大会に向けて企画されましたが,大会とともに中止になりました。会員から惜しまれる声が多かったため,当初企画者と講演者のご理解,ご協力のもとに,今回実施させていただきます。

 また,今回は,編集委員会,評議委員会,総会は,本大会と切り離して行われますので,これらの開催については学会事務局からの案内を参照して下さい。

実行委員長 藤田大介
会計 神谷充伸 
実行委員(鈴木秀和,阿部信一郎,植木紀子,仲田崇志,山口晴代,渡邉裕基,秋田晋吾)

更新情報


◯ 2020年11月27日更新: 大会案内の掲載
○ 2021年1月18日更新: 申込・振込期間延長

お知らせ

  • オンライン東京大会の参加申し込みの締め切りを1月25日(月)まで延長しました。ポスター発表を中心に余裕がありますので,奮ってご参加下さい。発表される方は会員に限りますが,会員外でも参加費を払われた方はワークショップやシンポジウムも含めて参加していただけます

1. 参加申込期間


2020年12月1日(火)~2021年
1月25日(月) (締め切り厳守)

 今回は,オンラインシステム予約の関係で,事前予約のみとなります。当日参加も含め,1月
26日以降の参加申込は受け付けられませんのでご注意下さい。

2. 日程

2021年3月15日(月):ワークショップ2件(同時進行)
2021年3月16日(火):オンライン学会説明,口頭・ポスター発表,シンポジウム*
2021年3月17日(水):オンライン学会説明,口頭・ポスター発表,懇親会(学生賞発表を含む)*

*和文誌68巻3号掲載の案内からの変更点です。
シンポジウムは公開ではなく申込参加者限定とし,懇親会と日が入れ替わりました。


3. 参加費

2021年1月25日(月)までのお振り込み:
 大会参加費 4,000円(学生2,000円)
 参加費を払われた方は会員外でもワークショップ,懇親会,休憩室の参加は無料です。

4. 参加および発表申込

( 1 )参加申込(WEB入力)
 大会参加者は発表の有無または共同発表者の有無にかかわらず,本頁のWEB参加申込フォームに必要事項を記入してお申し込み下さい。 このフォームはメールアドレスの確認も兼ねているため,2段階の入力となっております。ご了承ください。

申込期間:2020年12月1日(火)~2021年1月25日(月) (締め切り厳守)

申込フォーム


( 2 )研究発表(一般発表)の申込方法
 演者(日本藻類学会員に限ります。未入会者は入会手続きを先に済ませて下さい)は,下記9に記載された要領で発表要旨原稿を電子メールの添付書類でお送り下さい。発表1件ごとに口頭/ポスターの希望を書いていただきますが,プログラムの都合上ご希望に添えない場合があります。口頭発表は1人1件とします。ポスター発表を中心に余裕がありますので奮ってご参加下さい。
( 3 )参加費(大会参加費・懇親会費)の支払い方法
 参加費は下記の「ゆうちょ銀行口座」にお振り込み下さい。
口座番号 00120-3-697592 
口座名称 日本藻類学会第45回大会準備委員会
口座名称(カナ) ニホンソウルイガッカイダイヨンジュウゴカイタイカイシ
ゆうちょ銀行以外から振り込む場合は,下記内容を指定して下さい。
店名(店番) 〇一九(ゼロイチキュウ)店(019) 
預金種目 当座      
口座番号 0697592
*振込手数料は,振込方法や振込元の金融機関によって異なります。
( 4 )締め切り
WEB参加申込・振込:2021年1月25日(月)(1週間延長されました)
発表要旨原稿送付:2021年1月25日(月)〔当初の予定通り必着〕

5.一般発表

 口頭発表はオンライン会議ツールZoomの画面共有機能を使用し,例年と同様,2会場(チャンネル)で同時進行する予定です。
 ポスター発表は Linc-Bizで発表していただきます(11.発表形式を参照して下さい)。

 なお,昨年の第44回鹿児島大会で予定されていた発表については,プログラム要旨集が掲載された和文誌藻類68 巻1 号の刊行(令和2 年3 月10 日)をもって発表したと見なされておりますので,二重投稿とならないようにご配慮下さい。

 これらのオンラインシステムの詳細は2月中旬頃にプログラムの公開とともに本学会本ホームページ上に掲載し,大会期間中にも簡単に説明するほか,口頭発表者を対象に個別の接続テストを事前に行う予定です。各システムの詳細は各自で予め下記のWEBサイトを参照下さい。

 メインページ:Linc-Biz:https://getlincbiz.jp/
 ポスターセッション:Linc-Biz:https://getlincbiz.jp/pss/
 口頭発表・ワークショップ・シンポジウム・Zoom:https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

 休憩・懇親会:SpatialChat:https://spatial.chat/

6藻類学ワークショップ


日時:2021 年 3 月 15 日(月)

 以下の2件を同時進行しますので,参加ご希望の方は大会参加申込時に①か②のどちらか1つ(①の場合には初級コースか中級コースのどちらか1つ)を選択して下さい。申込の締め切り後は変更できません。休憩はSpatialChat を使用します。

① Rを用いた藻類データの解析セミナー 【初級コース】,【中級コース】
② 実践的藻類ゲノム解析 入門から応用まで

①Rを用いた藻類データの解析セミナー(13:00〜17:00)
概要:近年,Rを用いた解析や図表作成が広く浸透してきました。本ワークショップでは, これからRを扱ってみようと考えている方,より実践的な Rの使用方法を学びたいと考えている方を対象にセミナーを開催します。初級コースは,Rのインストールからデータの読み書き,基本的な検定について,中級コースではパッケージを使用した効率的なデータ処理と論文投稿用の作図について紹介します。

講演者:
【初級コース】渡邉裕基(海洋生物環境研究所)
【中級コース】グレゴリー N. ニシハラ(長崎大)
共催:環東シナ海環境資源研究センター(教育関係共同利用拠点)

開催方法:Zoom ミーティング (質疑応答を含む)

時間割:
【初級コース】
13:00-13:50:RとRstudioのインストール,操作方法
13:50-14:00:休憩・質疑応答
14:00-14:50:データの読み書き,データの扱い方
14:50-15:00:休憩・質疑応答 15:00-15:50:検定(t 検定,ANOVA など)
15:50-16:30:質疑応答

【中級コース】
13:00-14:30:効率的なデータ処理
14:30-14:45:休憩・質疑応答
14:45-16:15:論文投稿用の作図方法
16:15-17:00:質疑応答

・時間は進行状況により前後します。
・本ワークショップは参加者の理解度に合わせて進行します。聴講のみの参加も可能ですが, 参加者は実際に PC 操作できる環境を用意して参加することをお勧めします。
・中級コースの参加者は事前に最新版 R へのアップデートと,以下のパッケージのインストールをしてください(”tidyverse”,”ggplot2”)。

照会先(≠申込先):渡邉裕基(海生研)yk-watanabe@kaiseiken.or.jp

②実践的藻類ゲノム解析 入門から応用まで(13:00〜18:00)
概要:高出力シーケンサーの発達によってゲノム解析はより身近なものとなり,藻類においても基本的なツールの一つになりつつあります。本ワークショップは,これからゲノム解析を始めようと考えている方,ゲノム解析の実際を知りたいと考えている方を対象に,主に講義形式で開催します。前半ではシアノバクテリアゲノムを材料に,アセンブリングから簡単な比較解析までを具体的な手順とともに学びます。後半では,真核生物ゲノム解析の現状と解析手法について,真核藻類ゲノム解析の具体例を挙げながらご紹介します。

講演者:前半:中山卓郎(東北大学) 後半:鈴木重勝(国立環境研究所)

開催方法:Zoom ミーティング (質疑応答を含む)

時間割:
【前半:シアノバクテリアのゲノム解析入門】
13:00-14:00 「解析環境構築・リードQC・アセンブリング」
14:00-14:10 質疑応答・休憩1
14:10-15:10 「比較解析してみよう」
15:10-15:20 質疑応答・休憩2

【後半: 真核藻類のゲノム解析の実際】
15:20-16:20 「真核藻類のゲノム解析の基本」
16:20-16:30 質疑応答・休憩3
16:30-17:30 「真核藻類のゲノム解析のケーススタディ」
17:30-17:40 質疑応答・休憩4
17:40-18:00 全体の質疑応答

諸注意:前半のシアノバクテリアのゲノム解析入門ではmacで,後半の真核藻類のゲノム解析ではLinuxを使用して解析を行うことを前提としていますが,ハンズオンはありませんので聴講はどなたでも可能です。

照会先(≠申込先):山口晴代(国立環境研)yamaguchi.haruyo@nies.go.jp


7.シンポジウム「藻類研究:多様なアプローチ,見えてきたこと,これから求められること」

日時:3月16日(火)14:00~17:00

進行: 藤田大介(海洋大)

講演者:野崎 久義(東大),真山 茂樹(東京学芸大),堀口 健雄(北大),奥田 一雄 (高知大),
川井 浩史(神戸大)

企画趣旨:藻類は,30億年以上に及ぶ長くて複雑な進化や環境への適応を経て,現在に至る多様化をとげてきた。また,藻類自体が種多様性に富んだ生き物であると共に,藻類をよりよく理解するためのアプローチも多様である。特に,前世紀末や今世紀に入ってからの研究手法の劇的な技術革新によって,我々の想像をはるかに超える多様な世界が見えるようになってきた。本シンポジウムでは,藻類研究に関する多様なアプローチについて,各分野を切り開いてきた第一人者の研究を通して,「見えてきたこと」や「これから求められること」について論じることを目的としたい。
 14:00  趣旨説明 藤田大介(海洋大)
 14:05  湖沼調査から新たなるブレークスルーを目指して 野崎 久義(東大・理学系・生物科学)
 14:35  珪藻殻の多様性を理解する 真山 茂樹(東京学芸大・生物)
 15:05  渦鞭毛藻研究〜多様性・進化・細胞内共生〜 堀口 健雄(北大・院・理)
 15:35〜15:45    休憩
 15:45  海産多核緑藻の細胞分裂と体つくり 奥田 一雄(高知大)
 16:15  コンブ類の初期進化と系統分類  川井 浩史(神戸大・内海域)
 16:45~17:00  総合討論

8.休憩室・懇親会

 休憩室の設置と懇親会を予定しています。参加費は無料としますので,飲み物やつまみは各自でご用意いただき,自由にご歓談下さい。

9.発表要旨原稿の作成要領と原稿送付方法

原稿形式 :  MS-WORD形式の電子ファイルを電子メールに添付してお送り下さい。
記載順序 :  発表者名,演題,本文,所属の順に書いて下さい。所属は( )でくくり,最下段末尾に書いて下さい。
共著と所属の表示 :  共著の場合は演者名の前に○をつけ,所属が異なるときは,各著者名の後ろに上付き数字を付し,所属ごとに区別して下さい。
フォント :  全角文字(2バイト文字)は明朝体(12ポイント),英字(1バイト文字)はTimes(12ポイント)を使用して下さい。機種依存文字(丸数字など)は使用しないで下さい。
句読点 :  和文原稿の場合,全角の「,」「。」を使用して下さい。
学名表示 :  下線付き表示ではなく,斜字体(イタリック)で表示して下さい。
ご注意 :  著者校正はありませんので,十分確認した上で投稿をお願いいたします。また,原稿の文字数は,講演題目・発表者氏名・所属・本文を含めて最大700文字(全角)です。これを超えた場合,要旨集に掲載できませんのでご注意下さい。具体的なイメージは以下に藻類66巻1号掲載の講演要旨が公開されていますので参考にして下さい。
送付先・方法 :   下記の送付先に,下記のメール件名・ファイル名で,電子メールにファイル添付してお送り下さい(締切1月25日)。
原稿送付先 : jsp2021tokyo@gmail.com
メール件名 : 第45回藻類学会発表原稿(発表の筆頭著者名)
例:第45回藻類学会発表原稿(岡村金太郎)
ファイル名 : 発表要旨(発表第一著者の氏名)
例:発表要旨(岡村金太郎1)
  発表要旨(岡村金太郎2)

10.発表形式

(1)口頭発表
時間:切り替えの時間を含め,1人15分(目安:発表12分,質疑応答2分)です。
従来通り,パワーポイントで作成していただき,オンライン会議ツールZoomの画面共有機能を使用します。
(2)ポスター発表
  • ポスターは静止画像(JPEG形式)のアップロードにより掲示していただきます。画像の枚数や形式は自由です。スライドにナレーションや自分の映像を追加したMP4形式の動画(1ファイルの容量上限50MB,複数ファイルも可)をアップロードし,オンデマンドの説明とすることも可能です。参加者によるファイルの複製は禁止します。
  • 一般発表のポスターは,会期中いつでも閲覧できますが,発表者は指定された時間帯には必ず質疑への応答をお願いします。質疑応答は個別チャンネルでのチャットを原則としますが,音声・画像を用いたリアルタイムの応答,またはSpatialChatでの質疑応答も可能です(その場合にはチャットに,SpatialChatに在室している旨を明記)。
(3)日本藻類学会学生発表賞について
  • 日本藻類学会学生発表賞実施要領に基づき,大会における学生会員の優れた研究発表に対して本賞を授与することにより,学会活動に対する参加意欲を高めることを目的として実施します。
  • 学生会員(国内・外国)を発表者とする大会での研究発表を対象とし,大型藻分野および微細藻分野のそれぞれについて,口頭発表とポスター発表を個別に表彰します(最大4件程度)。分野および発表方法を問わず,過去の受賞者の応募および受賞を妨げません。
  • 応募の方は,本大会参加WEB申込フォームの日本藻類学会学生発表賞応募欄に〇を記入して応募下さい。口頭発表・ポスター発表合わせて1人1件まで応募を認めます。

11.高校生ポスター発表

 高校生に藻類学諸分野の専門家や学生との交流の機会をもってもらい,関心を深めてもらうことを目的としています。なお,高校生ポスターの発表者・引率者は,オンラインで行われている学会発表を自由に視聴できます。

 高校生ポスター発表は,3月17日(水)の,通常のポスター発表と同じ時間帯に行います。ポスター作成方法は上記の発表形式を参照してください。高校生発表者(複数可)と指導教員は大会参加費が免除されます。高校生ポスター発表はメールにてお申し込みを受け付けます。メールタイトルを「藻類学会高校生発表申込み」とし,以下の情報をメールにて1月25日(月)までに大会実行委員会にお送りください。(締め切り厳守)

 学校名,代表者の氏名(指導教員も可),連絡先住所,電話番号,E-mail(携帯不可),
 発表者(1名でもグループでも構いません)全員の氏名,発表タイトル


詳細についてのお問い合わせは,下記アドレスまでご連絡いただけますようお願いいたします。

12. 問い合わせ先

日本藻類学会第45回大会準備委員会事務局:jsp2021tokyo@gmail.com
 大会関連の情報は,随時,本ページに掲載します 。


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